たらたら神秘主義

本と映画と音楽と日常、できれば神秘

日記

スリランカ料理に感動する

先日、水戸に出張したとき、以前の同僚と会って、昼食をともにした。彼が教えてくれたのが、茨城大学近くの「コジコジ」というスリランカ料理の店だった。以前にも彼と同じ店に入ろうとして、客が並んでいて断念したことがある。彼は水戸に来るたびにそこで…

椎名林檎の曲「NIPPON」を中毒気味に聴いている

椎名林檎が登場した頃はすごくかっこいい文学的な感じの曲を作る人がでてきたなあ、すごい、と思って最初のあたりはCDも買っていたけど、 そのうちしばらく離れていて、しかも僕はサッカーへの関心がまったくないのでワールドカップ番組のテーマソングとして…

チェーホフ『三人姉妹』

また鬱の雲に覆われがちである。 チェーホフの『三人姉妹』を読んでいる。登場人物が語る人生の虚しさが生々しくて、読んでいてヒリヒリする。 悟りを開いたと思ったときもあったけど、まったくダメで、脳というか、感情というか、思いというか、に、振り回…

実家で蜂に刺された

昨日の午後は、休みを取った。実家近くのお寺に檀家料を支払いに行った。広徳寺、13000円。ついでに自宅の手入れをしようと、チェンソーで垣根とか、垣根の辺りの蔦を切るとかした。チェンソーのチェーンが締められなくなったので、刈払機に変えて自宅の植え…

サニーデイ・サービス

つくばロックフェスというイベントに先月行ってきた。 祭りに参加して神輿を担いた三島由紀夫のひそみに倣って。 はじめてのフェスにおっさん一人で参加するのは心細かったのだが、たいへん楽しめた。 一番の目当ては崎山蒼志という若いミュージシャンで、そ…

おじさんの話がつまらないのはなぜかということ

今日、自由の森学園という私立中学・高校の公開教育研究会というのに行ってきた。 たいへん面白かったのだけど、そのなかで教えられたこと。 公開教育研究会の「テーマ別分科会」も「教科別分科会」も、中学生や高校生と大人たち(先生も保護者も大学生も一…

つくば市に新しくできた大型書店「コーチャンフォー」への期待と落胆

おととい開店したコーチャンフォーに当日の夕方に行ってきた。 エスカレーターを登って歩き出し、ちょっとの間だけテンション上がったが、棚を見ていくと、なんだかげんなりしてくる。 もちろん、本屋が次々失われていくさっこんなので、あらたに本屋ができ…

悟りとダイエット

ダイエットが順調である。 きっかけは、ネットで16時間プチ断食というものを知ったことだ。 たとえば、夜8時に夕食を食べた場合、朝食を抜けば、昼12時には16時間断食をしたことになる。 健康診断のたびに肝臓に関する数値が悪化していて、痩せればいい…

俳句と悟り

1ヶ月くらい前から、2日に一度、俳句を作っている。いい句を作ろうとするためというより自然を感じるためである。 悟りを開いてからしばらくして、もとにもどってしまったという感じがした。もとにもどったといっても、もとにもどったと思えるということは…

ネット時代のバス釣り

ブラックバス釣りにハマっている。 つくばの野池とか小貝川とか霞ヶ浦とか、休日のたびに巡っている。 あまり釣れない。坊主(一匹も釣れないこと)に終わることのほうが多い。下手くそなので。 20年くらい前にもバス釣りをしていたことがあるのだけど、最近…

引っ越した

三月末に引っ越した。 一軒家からアパートに移ることになり、引っ越しの前後で膨大な物を捨てた。 捨てることの重要性は世の中でも言われ尽くしているが、ほんとうに、考え方の転換を必要とした。 持つ者、ではなく、持たざる者が優位となる社会というのは、…

映画『ザ・フューチャー』

先日、出張の帰りにふと思いついて、水戸芸術館に行き、 奇跡的なタイミングで、 ミランダ・ジュライの映画『ザ・フューチャー』を観た。 以前、DVDで『君とボクの虹色の世界』という映画を観て衝撃を受け、 調べたら、現代美術作家で、この映画の脚本、…

またヒップホップの話なのだけれど、 Shingo02の『歪曲』というアルバムにある「湾曲」という曲がすばらしい。 そのyoutubeでみられるPVもまたかっこよくて、奇跡的なかっこよさで嫉妬する。

日本語ヒップホップにはまっている。 いままで個人とかグループ単位でその音楽にはまることはあったけど、ジャンル全体に関心を持つようなことはなかった。 いや、なかったことはないか。クラシックとか、テクノ(エレクトロニカ)とかについて、勉強しよう…

iPadのアプリで青空文庫の誰かの名前を探していたら、 「片岡義男」という名前が目に入った。 青空文庫は著作権の切れた作家、つまり50年以上前に死んだ作家の作品が入っているはずなのに、 片岡義男はまだ生きているだろう、と思い、 同名作家? そんなわけ…

スマナサーラというスリランカの坊さんの本をたくさん読んでしばらく後、たいして熱心な瞑想を行ったわけではないが、その「境地」を理解した。 ポイントは、「今という瞬間に完全に注意を集中する」ことを通して、自分の心を観察し、それをコントロールする…

詩人のアーサー・ビナードの講演を聞いた。 なかで、詩人とコピーライターを対比していた。 どちらも言葉を操るのだが、コピーライターが不要な物を買わせるために言葉を使うのに対して、詩人は、何かに気づかせるために言葉を使う。そんなようなこと。 アー…

7月30日から、毎日ノートをつけている。 岡田斗司夫の『あなたを天才にする スマートノート』という本の影響だ。 本からこんなに簡単に影響を受けるなんて我ながら軽薄なのだけれど、何日か、かなり楽しかった。 「スマートノート」の具体的な方法は「第1フ…

録画してあったNHKの「ETV特集 細野晴臣」を見た。松任谷由美が細野春臣の人柄について「浮遊感覚」という言葉を使っていて、この人物の良さを言い表すのにぴったりだと思った。 ぼくは音楽的教養およびセンスに欠けるので、むかし知人から薦められてはっぴ…

同僚から、伊藤博文がドイツにいったときの話を聞いた。ドイツ人から、法律についておまえに教える前にまずおまえの国の歴史を教えろと言われて、伊藤博文ははた、と気付いた。我々日本人は、共有できる歴史というものを持っていない、と。という話。興味深…

せっかくの休日なのに、充実したことは何もせずにむなしく過ごした。 ツイッターには、クライアントと言われるソフトがいろいろあって、いろんなのをダウンロードしてごちゃごちゃいじっていたら、あっというまに時間が過ぎて、まあ夢中になっていると言えば…

今更かもしれないけど、ヴィレッジヴァンガードが楽しくて、気づくと至るところに店舗ができているから見かけるたびに入って、しかも同じ店に何度も行ってしまう。 おどろくのはそこに置いてある本のチョイスで、ときどき、「この本を薦めるなんてすごい!」…

ここに何か書くたびにひきこもり欲のことを書いているけど、秋から冬にかけての今頃のひきこもり欲は本物、という感じがする。昨日、今日と、惰眠をむさぼりながら、このまま社会に復帰しなくてもよかったらどんなにいいか、と思っていた。 たとえば働き方の…

仕事ばかりしていると、思考が効率の良さだけを求めて固定化してしまう感じがして不愉快だ、と思っていたけど、 思考がそんなふうに貧しくなるのは、別に仕事について考えているから、ではないのではないか、と気づいた(気がする)。 問題は、「何について…

昼寝をした。昼過ぎから夕方まで。夢をみた。 実家の二階にある自分の部屋。しばらくぶりに入ってみると、エアコンがつけっぱなし。 中央には炬燵もあって、これもつけっぱなしだった。 すごく広い部屋で、しきりがなく、四方を大きな窓で囲まれている。 窓…

「知らない町を歩いてみたい どこか遠くへ行きたい」という歌の作詞は永六輔のようで、永六輔もなんだかわざとらしくて好きではないけれど、この歌をテーマにした旅番組(今もやっているのか知らない)も、旅人して出演する昔売れた俳優みたいな人の生活感に…

今日、生徒と話していて、その女子生徒がいい女の例として挙げた女子が、「いかにもいい女」としての外観を装っている女だったので、がっかりした。 そういうことはよくある。 第一に、そういう女は、うまくごまかしているだけで、たいていそんなに美人でも…

去年まで住んでいたのは「過去の町」という感じのさびしさが漂う町だったけれど、祭りの日にはどこにこれほどの人が隠れていたんだろうと驚くほどの賑わいを見せた。 今度の町も同じく発展というよりは明らかに過去の栄光の名残りのうえに成り立っているよう…

昨日も眠り続けた。どうしてこんなに眠れるのか分からない。 この前カヌーについて相談するため、カヌーを扱うアウトドアショップに行った。詳しい人(店長)がいないらしいので、詳しくない店員に一応相談していたら、まずはカヌースクールに参加するべきだ…

昨日、眠りまくった。風邪薬のせいだろうか。 自宅地域で作成していた祭りの山車ができあがったとかで、昨日、お披露目の行進があった。 夜、自宅近くを通りかかるのを見物。光る山車、そこに乗って笛を吹く人、太鼓をたたく人。幻想的な雰囲気。 ヤンキー文…