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スマナサーラというスリランカの坊さんの本をたくさん読んでしばらく後、たいして熱心な瞑想を行ったわけではないが、その「境地」を理解した。

ポイントは、「今という瞬間に完全に注意を集中する」ことを通して、自分の心を観察し、それをコントロールすることである。さまざまな欲望や感情に振り回されている心の主導権を握ることで、真に幸福な境地がおとずれる。

ということで先週は、どんなやっかいごとが訪れてもうすら笑いを浮かべ、仏陀の気持ちで人間たちの右往左往を観察した。
そして週が明けて月曜日の今日、いらない毒をはき、浅はかで誤解を招く発言をし、「言わなければよかったのに日記」的な気持ちで職場をあとにした。

悟りの境地は近くて遠い。