たらたら神秘主義

本と映画と音楽と日常、できれば神秘

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ラブラブラブ ある日恋人と電話で話していると 頭の中から 何かがでてきた 耳くそかと思ったけどその瞬間 恋人のことが何で好きなのか 分からなくなっていた 床に落ちた直径5ミリほどの灰褐色の玉を 猫が食べてしまった その週末に恋人と待ち合わせて 電車…

同僚から、伊藤博文がドイツにいったときの話を聞いた。ドイツ人から、法律についておまえに教える前にまずおまえの国の歴史を教えろと言われて、伊藤博文ははた、と気付いた。我々日本人は、共有できる歴史というものを持っていない、と。という話。興味深…

島薗進『新新宗教と宗教ブーム』(岩波ブックレット)をぱらぱら読んでいる。 具体的かつ一貫して客観的な記述。新新宗教の肩を持つわけでもないけど、それらの宗教にのめり込む人の心情について、簡潔ながらも説明しようとしている。 ぼくは無信仰だけど、…

映画『クレーマークレーマー』

映画『クレーマークレーマー』を見た。これもツタヤ100円レンタル。古典的作品を馬鹿にしてはいけない、と思った。「泣かせる」ために作っている映画とは志が違う。結局、その表現が優れているかどうかというのは、単に他者から受け入れられることをねらうだ…

せっかくの休日なのに、充実したことは何もせずにむなしく過ごした。 ツイッターには、クライアントと言われるソフトがいろいろあって、いろんなのをダウンロードしてごちゃごちゃいじっていたら、あっというまに時間が過ぎて、まあ夢中になっていると言えば…

生活の中には地味ながらもボディーブローのようにじわじわと効いてくるつらいことがあるもので、つきつめていけば自分の価値を疑ってしまうようなそういう出来事を重ねて、完璧ではないけれどもまあ味わいのある人生というものを作っていくのが大人というも…

映画『新選組始末記』

実は「新撰組」物は、読むのも見るのも初めてで、以前からぼくは、人々がその歴史=物語のどこに惹かれるのかよく分からないと思っていた。 で、新撰組物の小説と映画に触れてみて、今の段階でいえば、その魅力はやっぱりよく分からない。原因は、おそらくこ…

これもヴィレッジヴァンガードで買った。エイリアンのデザインで有名な画家の画集。 エイリアンが流行っていたころは、単に「気持ちの悪い生き物を描くのがうまい人」くらいにしか思っていなかったけど、 時間が経過してから改めて絵画として見てみると、か…

今更かもしれないけど、ヴィレッジヴァンガードが楽しくて、気づくと至るところに店舗ができているから見かけるたびに入って、しかも同じ店に何度も行ってしまう。 おどろくのはそこに置いてある本のチョイスで、ときどき、「この本を薦めるなんてすごい!」…