たらたら神秘主義

本と映画と音楽と日常、できれば神秘

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『珈琲時光』

一青窈はすばらしい。人間として。 というほど何もしらないのだけど、テレビに出ている一青窈を見ると、なぜかこの人はすばらしい人だと思えてくる。 そして、ぼくも良く生きよう!という気持ちが湧き上がってくる。 良く生きるとは、道徳的に生きるというこ…

映画『ラック』

映画『ラック』を観た。 恋人に振られた(と思い込んだ)男がギャンブルにはまっていく話。 という筋書きだけではなんだか全然おもしろくなさそうだけど、さりげない演出が効いたとても良い映画で、何よりギャンブルのどきどき感を疑似体験できる。 この映画…

昨日はひさしぶりに「ひきこもり寝」をした。 「ひきこもり寝」はただ眠るのとは違う。肉体が求めるのではなく、精神が求める睡眠、という感じ。 つまりは昼寝なんだけど、すべての昼寝が「ひきこもり寝」というわけではない。 ときどきこれをやらないと、自…

帰宅途中の車の中でFMラジオ(J-WAVEの「JAM THE WORLD」)を聞いていたら、「ネットカフェ難民」という人たちの問題について語っている人がいて、聞き入ってしまった。 ワーキング・プアと言われる人たちが、住居を持たない場合、インターネットカフェの…

服部文祥『サバイバル登山家』を読み終えた。 この人は「生命体としてなまなましく生きたい」から、食料も燃料もテントも持たずに山に分け入っていく。 「考える」ということは、ただ抽象的なだけだったら意味がなくて、「生きる」こととつながっていて初め…

忙しいのであまり本が読めない。昼休み、職場の廊下を歩きながらとか、小谷野敦『すばらしき愚民社会』(新潮文庫)を読んでいる。 とてもおもしろい。 いろいろな社会現象について、日本文学と日本史の知識を背景に大胆に意見を述べている。この人の本は、…

帰宅時、車を運転しながら考えたこと。「人生スパン」で考えよう!それと、「宇宙スパン」で考えよう!ということで、職場で嫌なことがあっても、たいしたことではない。 人生スパンで考えれば、いろいろあった方が楽しい人生だし、 宇宙スパンで考えれば、…

映画を採点

『ショコラ』……★★☆☆☆☆『ビッグ・リボウスキー』(コーエン兄弟)……★★★★☆☆『シックス・デイ』……★★☆☆☆☆『バートン・フィンク』(コーエン兄弟)……★★☆☆☆☆『未来は今』……★★★☆☆☆『赤ちゃん泥棒』……★★★★☆☆『完全犯罪クラブ』……★★★★☆☆『ヒューマン・トラフィック』……

朝、職場の駐車場に着くと、車の中でしばらくひきこもる。 とりわけ月曜日の朝はひきこもりの必要性が極めて大きい。 駐車場の端にある生垣に向かって車をとめて座席を倒し、 木の枝が揺れているのや 雲が動いていくのや 鳥や蝶が飛んでいるのや、 そんなも…

映画『ドリーマーズ』/創造的な時間

目の前のことを処理することばかりに頭を使って、結局創造的な時間をあまり過ごしていない。 もちろん創造的な時間みたいなものがそんなに頻繁にやってくるものでもないだろうけれど、 そういう方向に頭を持っていくような努力だけはしていないと、頭の中が…