たらたら神秘主義

本と映画と音楽と日常、できれば神秘

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今日はひきこもり欲がつのっている気がして、ずっと夢うつつの状態で過ごした。『サバイバル登山家』という本を読んでいるのだけど、タイトルと表紙(岩魚の皮を歯で引きちぎっているのがカメラ目線で写されている。目が尋常ではない)がバカっぽいのに対し…

夢の中で恋をしたことがある。 学校のグラウンドみたいなところを歩いていると、二階建ての城(西洋の城)があった。二階の部屋で、城主である男とその妻が、ぼくに絵を買うようにしきりに勧めてくる。 その夫婦の娘が描いた絵だ。 今では落ちぶれてしまった…

今日は休みだ。 昼寝から目覚めると雨がやんでいて、寝室が午後の黄色い光に照らされている。 北側の窓を開けて、ベッドに膝をついたまましばらく外を眺めていた。 アパートの2階にある寝室からは、すぐ裏手の小さな畑と、その向こうに何件か並んでいる家が…

子供のころ、ザリガニ釣りをしていて、ひどく怖い思いをしたことがある。 心の底の方から何かを揺るがされる。そういうタイプの恐怖だ。 ザリガニを釣るためにたいした道具はいらない。棒切れの先にタコ糸をしばりつけて、タコ糸の先に餌をつけて用水路の中…

いかにも日記というやつを書いてみたい。と思うけど、毎日仕事だし、仕事と言うのは、その細かい中身はもちろん毎日違っていて、いろいろそれなりにドラマもあるのだけれど、なんとなく書く気にならない。と思ったけど、書いてみよう。 朝。職場の駐車場に車…

映画『バートン・フィンク』

コーエン兄弟の映画『バートン・フィンク』を観た。 コーエン兄弟という名前は『ビッグ・リボウスキ』がおもしろかったから覚えた。 『バートン・フィンク』の方が作品としては古いらしい。 『バートン・フィンク』から『ビッグ・リボウスキ』への変化は、も…

昨日から花粉症でまともにものを考えられない。 録画してあった『ガイアの夜明け』、「シックハウス症候群」の回を見た。 シックハウス症候群とは、建材に含まれる化学物質を吸い込んで、咳や嘔吐などの症状がでるもの。 だけど、それよりも怖いのは、シック…

池 陰鬱な空を背景にして建つその家にはひとつの小さな池が存在する。鬱蒼と覆い被さる庭木によって陽の当たらないその池の中にいったい何が棲むのか緑色の水面からは窺い知れない。恐らく地上に棲むものには想像もできない異形の魚が手に負えないほどの大き…

買ってうれしいものと、仕方がないから買うけど別にうれしくないものがある。 ぼくにとって家具は前者だ。 家具が変わると生活が変わる。 人間にとっての直接的な環境は「家」であり、「部屋」であるから、それらは意外と重要視すべきものだ。 と、引っ越し…

放課後教室にいたら、女子生徒がひとり自分の席で勉強していた。 ぼくが教卓で仕事をしていてふと気づくとデジカメを取り出していたので、見せてもらった。 お寺の門の写真。 「どこ?」 「日暮里」 そういえば、休みの前に日暮里に行くとか言っていたような…

映画『ビッグ・リボウスキ』

映画『ビッグ・リボウスキ』を観た。ビッグ・リボウスキ The Big Lebowski (日本語字幕版)ジョエル・コーエンComedy¥1000この主人公は、すこしもかっこよくない。 ひげ面でいかにもさえないおっさんだし、いつもぼろっちい服をきているし、なまけものだし…

細木数子の六星占術とか江原啓之スピリチュアルなんとかとか、いくら科学が発達してもそういうのを信じている人とか半分信じている人とかがたくさんいるというのは、すごい。 詳しくは知らないけど、六星占術みたいにシンプルに世の中ができているはずがない…

映画『ショコラ』

映画『ショコラ』を観た。 (ストーリーの説明) ある村に流れ着いてチョコレート屋を開いた主人公の女性が、厳格なキリスト教徒である村長の支配する村を、明るく幸せなものにしていくという話。 (以上) この映画の中でチョコレートは、快楽主義の象徴と…