たらたら神秘主義

本と映画と音楽と日常、できれば神秘

昨日から花粉症でまともにものを考えられない。


録画してあった『ガイアの夜明け』、「シックハウス症候群」の回を見た。
シックハウス症候群とは、建材に含まれる化学物質を吸い込んで、咳や嘔吐などの症状がでるもの。
だけど、それよりも怖いのは、シックハウス症候群をきっかけに引き起こされる「化学物質過敏症」というやつだ。
化学物質過敏症になってしまった人たちには、居場所がない。
現代において、化学物質が発散されていない場所なんてほとんどないらしい。
人里離れた場所に住んでいる女性とか、ほとんどの時間を河原で生活している母娘とか。かなりかわいそうな状況。


化学物質過敏症と花粉症に共通するのは、どちらも(化学物質または花粉を)一定量を越えて体内に吸収してしまうことで、それらに対して過敏になってしまうという点だ。
「もうイヤ! 今まで耐えてきたけど、もう一瞬たりとも耐えられない!」と、体が言っているような状態なんだろうか。
人生において一定量を越えたら発症するということが本当なら、花粉にしても化学物質にしても、当然体内に「蓄積」されるということだ。どこに蓄積されるんだろう?
たとえば、肝臓? 脾臓(どういう器官かも知らないけど)?
それとも、通過した分量を体が記憶しているのか?


まあとにかく、体について知らないことがたくさんある。
知るべきことの優先順位からいったら、自分の体なんて上位に来てもよさそうなものではあるけど。
でも、コンピュータを使って仕事をしている人のほとんどは、コンピュータの仕組みについてよく分かっていないはずだし、そんなものなのかもしれない。