たらたら神秘主義

本と映画と音楽と日常、できれば神秘

映画を採点 huluで最近観たもの一気に採点③

 

映画ブームは少し去ってしまって、ほんとうは映画なんかどうでもいい気分でもあるのだけど、せっかくだからブームが始まって以来の観たものだけは記録しておこうと思う。

 

あるいは映画ブームが去ったわけではなくて、ここしばらくエネルギーが枯渇してしまっていた感じ、なのかもしれない。とにかく引きこもり欲が強くて、この前の土曜日は、眠りの底からもう戻ってこられないのではないかと思うくらい、眠り続けてしまった。あまりにも、気持ちよかった。

 

とにかく、動画配信サービスhuluで最近観た映画を個人的好みによって採点、の続き。

【基準: ★☆☆☆☆……駄作 ★★☆☆☆……ふつー ★★★☆☆……おもしろかった ★★★★☆……すごくおもしろかった ★★★★★……傑作】

 

ロックンローラ』:★★★☆☆

かっこいい映画。まあ、それだけ。でも、タランティーノの『レザボア・ドッグス』とか、『パルプ・フィクション』みたいに、かっこいい「だけ」の映画というのは、ほんとうにすばらしい映画でありえるのであって、僕の調子がよければ、もっと感激していたかもしれない。最後が特にかっこいい。

 

『ギフト』:★★★☆☆

これを観るのは2度目だと、少ししてから気づいたのだけど、なんだかおもしろいし、気分もいいので、最後まで観てしまった。単純におもしろい。よく出来ているし。エンターテインメントが下品でない。ウィキペディアにある「ホラー色の強いサスペンス・スリラー映画だが、ストーリーが複雑でありながらも脚本にはしっかりと人間関係が描かれていて、悲しみの要素も含まれている」というのがとても上手な説明。

 

なんか面倒くさくなってきた。いちいち記録なんてしていると、楽しみのための映画のはずなのに、義務になりそうだから、このへんでやめておこう。

特にすばらしかった映画のみ、記録する。

 

それでも恋するバルセロナ』:★★★★★★

 

むかしウディ・アレンの映画を観たときは、全然理解できなかったけど、すばらしかった。あまりにも、個人的な好みに合致しすぎて、自分自身に癒着してしまったと思えるくらい。

二人の若いアメリカ人女性が、バルセロナに旅行中、一人の芸術家に出会って、それぞれが別の形で関係を持つという話。

芸術至上主義的な、あるいは、人生はどう楽しむか、あるいは、人生をよりよく生きるには、というような、見方によっては「いい気なもんだ」的な映画なのだけど、そこがいい。