たらたら神秘主義

本と映画と音楽と日常、できれば神秘

ぼくよりも年上の詩人二人と同人誌を作ることになり、3人で「読書会」を行った。題材は『小池昌代詩集』(思潮社)。場所はつくば市の「アストロ・ラウンジ」。読書会でいろいろ話していたら、書くということについて刺激を受けたので、しばらくぶりにブログに何か書こう。

読書会の帰り、車を運転しながら考えたこと。「詩は言葉に導かれてできあがる。小説は人物に導かれてできあがる。」どうだろう。どちらにしても、何か言いたいことが先にあってそれを表現するのであれば、評論でも随筆でも作文でもいいけど詩とか小説である必要はなくて、詩や小説の価値は、「文学の神様」だかなんだかが、作者が思いもしないところへ作品を運んでいってくれるところではないか。と思うのでした。